毒親は抜きにして。
私は母親が大好きで、というか家族の中でまともに話せるのが母親だけで、幼い頃母親が死んだらどうしようって想像して泣いてたりしてたんだけどさ、それ19歳のとき現実になった。それも自殺で。
それからもう15年以上経つわけだ。その間まぁなんで私を産んだのか恨んでみたり、お母さんの元へ行きたいわと自殺未遂してみたり、結婚したけどウェディングドレス姿一番見せたい母親がいないからなんか虚しかったり。母親がいなくなってから父親が私に関わってくるようになって最初は違和感がすごかった。これまでお互い関わること避けてたと思うのに、急に無理して関わってきても不自然だからいいよって思ったりした。私は遠方で一人暮らししてたし。そんな感じで母親が亡くなって、近寄ってくる父親を遠ざけつつ、今はまぁたまーーに連絡とるくらいで互いのいい着地点が見つかった気がしてる。表面上のお付き合いって言ったら冷たいって思われるかもしれないけど、私はこの距離感がいいのだ。やっぱお母さんじゃないとダメなのよ。
一緒にカフェ行ったり、旅行したりしてたのかなぁ。子供産む気になったりしたのかなぁ。夫にお母さん紹介したかったなぁ…いろいろ想像することがある。でも意外とちょっと仲悪くなったりしてたりとかもあるのかなぁ〜なんて。想像。所詮、想像。
街中でたまに親子三世代で過ごしてる姿見るとダメージ喰らうことがある。祖母、母、子って組み合わせ。もう私にはないもんね絶対。絶対にありえない状況。どんな感じなんだろう。まぁ私子供望んでないんだけど、それでもどんな感じなんだろうって単純に気になる。大人になって母親がいるって、気になる。
なーんてね。でも過度に悲観したり浸ってるしてるわけでもないのだよ。将来の介護の心配が一人減ったわけだし。
でもあのお母さんがいるっていうあの安心感、それがあったら、何か違ってたよねきっと。
とか思ったところで、とにかく母親は生きるの疲れたらしいし、お疲れ様でした。私は今はまだお母さんのところへ行くわけにはいかないので、もう少し待っててね。
