子なし専業主婦のクソ日記

話す人がいなくて寂しいから書くブログ

旅先で芽生えた恋が打ち砕かれた瞬間

20代ときニートしてた期間があって、一人旅よくしてたのよ。お気に入りの旅先があって何度も訪問してたんだけど、そこでちょっと仲良くなった人がいて。飲食店やってる男性なんだけど、優しくて明るくて誰とでも仲良くなれるような人だったのね。そのうちお店行くだけじゃなくて、昼間も一緒に遊んでくれたり案内してくれたりするようになって、仲良くなったのよ。でまぁ、ちょっと気になる存在になってたのよ。

 

ある日のこと、またその人のやってる飲食店行ったのよ。そしたらさ、その人なんか新聞開いてて。「○○ちゃん(私)にぴったりな記事見つけてさ、読んでみて!!」っつって切り抜き渡されたのよ。なになに!?と思いながら素直にその切り抜き読んでみたわけ。内容は病に苦しんで苦労もしたけど、最終的には完治して今幸せです!みたいな。ほぉほぉと。ここまではさまぁよくあるいい話的な感じだよね。それからよ、まだ続きがあって…これもきっと池田○作様のおかげだって。ありがとうって。

 

…まじかぁ…

 

随分とアクロバティックに池田○作のおかげにした記事だなぁと、思った。もう分かったよ、もちろんこの時点で分かってたんだけど、切り抜きの元の新聞の名前を一応確認した。聖○新聞。はっきりそう書いてあった。確信を得た。「記事どうだった?」って感想聞かれたけどさもうその後はなんて答えたか覚えていない。

 

そのあとゲストハウスに帰って1人の部屋で死ぬほどモヤモヤした。その人が熱心な学会員だということがまぁ思いの外ショックで、受け入れられなくて、しかも切り抜き渡してきたってことは暗に勧誘してる…?とか考えてまぁー眠れなかったよ。

 

でまぁ発芽した恋の双葉は、私が引っこ抜いてポイしといた。旅の帰りにさ、やけにご立派な建物と広い駐車場のある施設の横を通って、そのまぁ、某宗教の集会所だよね。ここに、あの人も車停めてみんなで集会してんのかーとか思ったらなんかもう笑えてきた。そしてやっと普通に冷めた。

 

めっちゃいい人だったのにね。そんなことも関係なく冷めさせてしまうカルト組織恐るべし…

この記事読んだ人には、そうかそうか〜って思っていただけたら嬉しいです。