「仕事なんてみんな嫌よ〜」
「嫌なことやってお金もらえるのが仕事」
「家族のため!」
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数々の呪いの言葉を聞かされた。私も社会人時代はもちろんこんな感じで、週明けは死ぬほど憂鬱だし、なんなら毎日仕事行きたくね〜って思いながら、虚弱体質を引き摺りながら満員電車乗って、立ちながら読書とかできてる人の体力が羨ましくて、メイクバッチリな人が羨ましくて、みんな朝から余裕あるように見えて…
帰りは帰りで、運良く電車に座れたら口開けて、多分白目で居眠り、ご飯作る気力なんてなくて、買って持ち帰って食べるだけで精一杯、栄養不足の悪循環、金曜日なんてメイク落として寝れるわけがない。気絶したように寝る…
みんな辛いんだって、そんなもんなんだって思ってた、そんな仕事観を、人生観をひっくり返したのが夫である。彼には人間関係の悩みがないらしい。仕事行きたくないとか思ったこともほぼないらしい。仕事楽しいわけではないけどやり甲斐を感じているらしい。そんな感じなので、今朝も朝からウザいくらい元気だった…
知力体力精神力に恵まれているのはもちろんだが、適切な時期に適切なモラトリアム期を経て、適切な進路を選択した結果の今である。
羨ましい、賢い。早くに気付いて、周りに流されずに自分の頭で考えられた人は強い。こんなスタンスで日々を生きれる人になりたかった。