子なし専業主婦のクソ日記

話す人がいなくて寂しいから書くブログ

インコの葬儀が終わった

ホッとした。

家に亡骸があると見てしまう、泣いてしまう。ずっと一緒にいたいけど、もう死んじゃったのなら綺麗なままで気体に変わってほしいと思った。天国でシードたくさん食べとけ⭐️

 

ペット葬儀社の方が家に来たときには私はもう泣き疲れて、未曾有の疲れに襲われていて、逆に気持ちが穏やかだった。あーやっと安心できると思った。だから意外にあっさり見送れた。けど、夫が泣き出した。まぁそうね、前日まで当直勤務でお別れの時間足りてなかったかもしれないし、これから燃やされるって二度と戻らないことを一番実感させられる瞬間だもんね。

 

ホッとした、疲れた、早く寝ようと床についたけどなんかまた悲しくなってきた。もう泣き疲れたくない。悲しむのにも体力がいるから、若いときみたいにわんわん泣き続けられないよ。

 

ペットが死んで、家族が死んだ時より泣いたとか聞くことがある。そんなことがあるのも当然頷ける。だってこいつらピュアだもん。人間には生前多少の蟠りみたいなものがあったり、周りの人間のことで胸クソなことがあったり…知能が高い故に死ぬまで複雑なんだよな。でもペットの死は純度の高い悲しみを突きつけられる。言葉で通じ合ったこともないのに。言葉で通じ合えない故に。生きてるだけでいいって綺麗事じゃなく言える存在なんだもの。

 

ああ愛しいなぁ。ホワホワでサラサラな美しいパステルカラーの毛も、ふんわりいい香りも、近付いたら感じる暖気も、トコトコ歩く音も、かわいい鳴き声も、ストーカーしてくるところも、無心に餌食べるところも、まだまだ鮮明で辛い。

 

でも残念ながらもう日常に戻らなきゃ。仕事はペットが亡くなっても休めないから明日からまた夫はがんばらないといけないし、私も家にいると悲しくなるから入れた予定はこなそうと思う。

 

たかが小鳥、されど小鳥。私たち人間の心をがっちり掴むくらいの力は余裕で持っている。