子なし専業主婦のクソ日記

話す人がいなくて寂しいから書くブログ

自分の意思を置き去りにしたまま、妊娠流産した話①

自分と他者の境界線を引けない人はこれ以降読まないでね。欲しくてもできない人もいるのに!産んだらかわいい、幸せ!流産ってとっても辛い!…ってこうなんていうか、自分や世間一般論を重ね合わせないで妊娠出産の話を考えられる人だけ見て欲しい。それを了承した上でも途中で不快に思ったら、速やかに動物の癒され動画でも見に行ってくれ。

 

結婚前に1人で街を歩きながら、こんなこと考えていたことがある。なんでみんな子供産むんだろ?社会の存続ができないからだよね?みんなそんな感じよね。で多数派がやってることなんだから、きっと幸せなんだろうからまだ私には分からない何かがあるんだ!彼も子供欲しいって言ってたし。

 

とまぁー能天気に考えていた。そのぐらいアホだから妊娠出産子育てについてなーんにも調べなかったし。

 

で、実際結婚してしばらくして妊活ってなったときに初めて妊娠出産子育てについて検索するようになった。産まない選択があることを、そのとき初めて知った。子供を望まないなんて許されないことなんだとどこかで思っていたけど、全然そんなことないんだなって、アホな私はその時初めて気付いた。時すでに遅し。私そっちのほうがよかったなぁ…と思いつつ、もう引き返せない。でもきっと私も普通の人だからいざ妊娠したら嬉しいだろうし、産まれたら幸せになれるんじゃないかな?と、思い込ませて、受精にトライした。怖くて泣いた。バレないように、泣きながらセックスした。子供産むって、結婚前に言ってしまったから、これはもう契約だから覆せないから、仕方ないとか思ってた。

 

そして妊娠検査薬使ったら陽性になった。線が出た。普通ならここでやった!嬉しい!ってなるんだよね?なるんだよね…なるはずなのに…

私の心は"無"だった。何これ大丈夫か…?いやいや、きっと婦人科でエコー見たりしたら実感湧くんだろうなぁと思いつつ、早々に始まった悪阻に戸惑いながら検診を受けるまでの数日間を過ごした。

 

なんかもうだるすぎて動きたくない。でも天井見つめるばかりで日々過ぎるのも嫌で、気分転換もしたい。なのに服着替えるだけで息切れするし、なんとか散歩しようと外出たけど10分で限界。夫の腕につかまって帰宅。なにこれ…?

 

でもさ、きっとさ、命が宿っている実感が沸けば変わるはず。そう思って産婦人科へ足を運んだ。エコーをしたら、小さな丸が写っていた。その中に確かにドクドクと脈打つものがあった。その音を聴かせてくれて、聴かせてくれたのに、私の心は動かなかった。あれ、ちょっと待っておかしい…待ってよ、おかしいよ…

 

それから本格的に気が狂い始めた。

 

…眠いから続きはまた次の記事で_:(´ཀ`」 ∠):