夫の昇進試験が近い。
リモート会議の延長で、スマホスピーカーオンにしたままの夫個人にかかってきた電話がこちらまで聞こえてしまった。
まぁなんと私まで耳の痛いこと…
別に叱られてるわけではないし、淡々と昇進のためのアドバイスをしてくれてただけなんだけど。なかなかいいとこ突くねぇと感じたのよ。こんなふうにグサッと刺さるのが足りない証拠。なんでお前がグサッとするんだ?って思われそうだけど、多分私も夫も欠けてる部分一緒なんだよなぁ…
あとはそれをどう噛み砕くか、それは試験がかかった本人の問題で、私は口出しする立場ではない。でも正直なところ昇進してほしいよ。本人が望んでいるし、私もそっちのほうがワクワクするんだもの。せっかく転勤でついてってるんだからって思うもん。私の行動は私のものだけど、私の環境は夫の手にかかってるんだもの。他人の褌期待する。
でも現実って厳しいんだよねきっと。希望も持ってるけど、叶わなかったときのことも、もっと考えようと思った。受け止めるの、受け入れるの。二人で喜べなかったときに、どうしようか。
にしても、大切なことを、本質をつくことを、言ってくれる人がいて良かった。厳しさを突きつけられると同時に、改めて希望を持ち直した。言われなくなったらおしまい。言ってくれるってことは、まだおしまいじゃないのだよ。
当事者でもない、他人の褌頼りなクソな私が偉そうに何を語っているのかと思われるが、正直な気持ちなのだ。
そして私はただ与えられた彼の褌の上でうまくバランスを取れるように行動するのみ。心を広く柔軟に保とう。